土用の丑の日に『うなぎ』を食べるのはなぜ?2014年の丑の日は?
 
土用の丑の日(どようのうしのひ)といえば

うなぎを食べる日って思いますよね。

最近は、うなぎが高いのでご無沙汰ですが…

それにしても、なぜ土用の丑の日に、

うなぎを食べるようになったのでしょう?


 
実は恥ずかしい話なのですが、管理人は土用の丑の日」を、

ずっと土曜の丑の日」だと思って勘違いしていたのです。

 
だからいつも、なんで土曜じゃないのにやってんだろ?
などとバカなことを思ったりしていたんですよね。

 
うなぎが食えれば何でもいいかと深く考えなかったので^^

 
なので今回は、

 

  • 土用の丑の日とは?
  • なぜ、うなぎを食べるのか?
  • 2014年の丑の日は?

 
について調べてみることにしました。

では、さっそく土用の丑の日についてです。

 

土用の丑の日とは?

 
そもそも土用の丑の日の「土用」も「丑の日」もサッパリ分かりません。

なのでまずは「土用」と「丑の日」を分けて、それぞれ説明しますね。

 
では土用とは何なのか?
 
[deco_bg image=”paper1″ width=”500″]【土用とは】
古代中国の思想である五行説は、全ての物事が木、火、土、金、水の五行に当てはまると考えられています。そこに四季を割り当てるのですが、五行と四季では合わないので、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれ前18~19日間を土用として割り当てています。
 
では丑の日とは何なのか?
 
【丑の日とは】
丑の日の「丑」とは十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)の一つにある丑のことなのですが、十二支の順番どおりで数えて2番目の日が「丑の日」になります。
 
つまり土用の約18日間の期間中に、十二支の数えで丑にあたる日の事です。
 
土用の期間が約18日なのに対して十二支は12日周期で数えるので、

約18日間の土用の期間中に、丑の日が2回ある年もあります。

 
ではなぜ、土用の丑の日にうなぎを食べるのか?
 
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うなぎを食べるのはなぜ?

 
これは平賀源内が起源となります。
 
江戸時代の蘭学者として有名な平賀源内が、知人の鰻屋の主人に

暑い夏は、うなぎが売れなくて困ると相談されたそうなのです。

 
そこで平賀源内が「本日、土用丑の日」と売り出し文句を考えますが、

これが大当たりで土用の丑の日に、うなぎを食べる習慣ができたのです。

 
なので一般的に言われている土用の丑の日は、のことです。

 
でも最近では、夏以外の土用の丑の日も宣伝してる店は多いですね。

そのあたりは商売なので売り出し日は多いほうが儲かりますからね。

 
それでは、2014年の「土用の丑の日」はいつ?
 

2014年 土用の丑の日

 

冬の土用の丑の日
1月18日(土)一の丑
1月30日(木)二の丑
春の土用の丑の日
4月24日(木)一の丑
夏の土用の丑の日
7月29日(火)一の丑
秋の土用の丑の日
10月21日(火)一の丑
11月2日(日)二の丑
 
今年は冬と秋に丑の日が2回ありますね。

 
一般的に今年の土用の丑の日は7月29日(火)となります。

 
夏バテ解消のためにも、美味しいうなぎを食べたいですね。

 
それにしても最近はウナギが高騰して値段が高くなりましたよね。

ですが、もっと値段が高くなるかもしれないのです。

 
理由はニホンウナギが絶滅の危機だからです。詳しくは下記をどうぞ。

「ニホンウナギが絶滅?IUCNレッドリスト掲載でどうなるの?」

 
最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 
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